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不動産の相続時に抵当権がついていた!抵当権とは?ケース別の対処法をご紹介

不動産の相続時に抵当権がついていた!抵当権とは?ケース別の対処法をご紹介

2019/10/01

抵当権とは、住宅ローンを組んだときに銀行が設定するものです。

 

ローンの返済が滞ったときに対処するために用いられます。

 

でも、不動産を相続するとき、この抵当権がついたままだったら、どうしたらいいかわからないという方もいるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、

 

不動産相続時に抵当権がついていた!~抵当権とは~

 

不動産相続時に抵当権がついていた!~どうしたらいいか~

 

についてフォーカスします。

 

不動産相続時に抵当権がついていた!~抵当権とは~


不動産相続時の抵当権


冒頭でも少し触れましたが、改めて抵当権とは何か、詳しくみていきましょう。

 

抵当権とは、簡単にいうと担保権のことです。

 

つまり、融資をした側が、ローンを組んだ人に対して実行できる、融資金回収のための権利になります。

 

実行すれば土地や住宅を競売にかけることができ、融資金の回収ができるという仕組みになっていますよ。

 

契約書などがなくても抵当権の設定はできますが、後々トラブルの元になりますし、いざ実行しようと思っても証明できるものがありません。

 

そのため、抵当権設定の登記を行うのです。

 

このような理由から、抵当権設定の登記は、ローンの融資実行日と同じ日にします。

 

ここまででご説明したように、不動産の相続時に抵当権がついているということは、まだ住宅ローンが残っていることが考えられるでしょう。

 

ただし、仮にローンの返済を終えていたとしても、銀行が抵当権の抹消をしてくれる訳ではないので注意が必要です。

 

不動産相続時に抵当権がついていた!~どうしたらいいか~

 

続いて、不動産相続時に抵当権がついていたらどうしたらいいかについて、ケース別にご紹介します。

 

前述したように、抵当権がついていたからといって、必ずしも住宅ローンが残っているとはかぎりません。

 

まずは、住宅ローンの状況を融資先や法務局の登記簿などで確認しましょう。

 

〈住宅ローンが残っていた場合〉

 

・住宅ローンを差し引いたら相続財産がマイナスになってしまう場合

 

相続は放棄することも可能です。

 

3ヶ月という期限があるため、期間内によく検討しましょう。

 

・住宅ローンを差し引いても相続財産が残る場合

 

相続した人たち全員で、住宅ローンの支払いを続けることになります。

 

ただし、金融機関との話し合いによって、実際に不動産を受け継いだ人だけが支払うことも可能です。

 

〈住宅ローンを完済していた場合〉

 

抵当権抹消の手続きをすればOKです。

 

司法書士に依頼すれば、15,000円程で実施することができますよ。

 

また、被相続人が団体信用生命保険に加入していた場合は、死亡によって支払義務が消滅します。

 

この場合も、同様に抵当権抹消の手続きを行いましょう。

 

まとめ

 

今回は、「抵当権とは何か」や「不動産に抵当権がついていたらどうしたらいいか」について詳しくご紹介しましたが、いかがでしたか?

 

各ケースによって対処法も変わってきますし、場合によっては相続放棄も視野にいれる必要があります。

 

何か問題がある場合には、弁護士などの専門家に相談してみましょう。


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