土地の相続でトラブル!事例と対策チェックで不動産問題回避
2019/05/21
土地の相続にはさまざまな問題が発生しやすく、誰もが巻き込まれる可能性を秘めています。
その時になって問題に気付く場合が多いのですが、多くは事前の対策で防げる内容がほとんどです。
身内が亡くなった後に家族で揉めるなど、後味の悪い結果を招かないよう、土地の相続トラブルの事例をその解決法と一緒にみていきましょう。
土地の相続問題:名義変更がされておらず一世代前のまま
土地の相続トラブルには、親の所有だと思っていた不動産が一世代前の祖父のもので、名義変更されていないケースがあります。
土地が祖父名義の場合、亡くなった親に兄弟がいれば相続人が増え、署名や捺印の関係などで手続きが通常より煩雑になって大変です。
亡くなった親の兄弟も存命でなければ権利はその子どもへ移るため、名義変更の放置が長引くほど、だるま式に遺産分割協議に関わる人が増えていきます。
トラブルを防ぐためには、生前に登記の確認を済ませて名義人をきちんと把握しておくとよいでしょう。
土地の相続問題:空き家リスクを考慮していない
土地の相続問題には、思い入れがつい先行して、空き家リスクを考慮しないケースがあります。
空き家リスクは、実家を売却や賃貸しようにも気持ちの面から踏み切れずに放置し、その維持管理に支障をきたす事例です。
家の手入れ不足や老朽化に伴う周辺環境への悪影響・特殊犯罪などへの悪用・固定資産税の支払いなどのトラブルが考えられます。
親が亡くなる前に実家について家族会議を行い、管理や活用法を決めておくと空き家問題に巻き込まれないでしょう。
土地の相続問題:親の介護割合で分配に差がでると勘違い
土地の相続問題には、介護などの親の世話と分配の割合が比例する勘違いにより発生するケースがあります。
つまり、寄与分の主張におけるトラブル事例です。
親をお世話した割合ともらえる不動産の割合は法律的には比例しませんが、世話した側の心情的にはたくさん配分して欲しいと考える方は多いようです。
トラブル回避には、介護への貢献度による分配割合を親の生前に家族で話し合っておくことが大切です。
まとめ
土地の相続トラブルは事前の準備で回避できる場合が多いので、親が元気なうちに家族会議を開きましょう。
不動産は簡単に分配しづらく、客観的な感情も入りやすくなるので問題が発生しやすくなります。
生前に段取りをすませ、きたるべき時には家族内にもめ事を起こすことなく、気持ちよく親を見送ってあげましょう。
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