不動産を相続したら?相続税の申告手続きをする流れを知ろう!
2019/08/20
相続税は遺産を相続した人に課せられる税金です。
人生で何度も納めることはないので、不慣れな方が多いのではないでしょうか。
相続税の申告について解説しますので、流れや必要書類などを確認しておきましょう。
相続税の申告とは?
相続税の申告とは遺産の相続人が税務署で行う手続きです。
相続税は納税期限が決まっており、相続開始から10ヶ月以内に税金を納める必要があります。
申請金額に漏れなどがあるとペナルティーを科せられ、本来より多くの税金を支払う結果になるので注意しましょう。
国税庁が発表するペナルティーの平均額は、申告漏れでは約500万円、無申告に対しては約2,500万円もの金額になっています。
納税のための現金をすぐに用意できない場合は、「延納」や「物納」といった制度を利用できるので、税務署で相談するとよいでしょう。
相続税は税務調査が入りやすい税金なので、無駄な出費をしないように、きちんと納めるようにしてくださいね。
相続税の申告の流れと必要書類
相続税の申告の流れと必要書類について把握しておきましょう。
手続きは相続開始から10ヶ月以内に、書面を作成して必要書類とともに税務署へ提出すれば完了です。
10ヶ月の期限は納税完了までを指すので注意点として覚えておきましょう。
書類の入手は税務署の窓口か国税庁のホームページででき、相続人本人と税理士だけが書面の作成が可能です。
必要書類は以下の通りです。
・戸籍謄本など被相続人と相続人の関係を示す書類
・遺言書か遺産分割協議書の写し
・印鑑証明(遺産分割協議書に使用した印鑑用)
相続税申告の注意点
相続税は遺産総額によって納税の有無が決まるので、税金を納める必要のないケースもあります。
目安金額の計算方法は下記を参考にしてくださいね。
万円+(600万円×法定相続人の数)>
相続人が3人の場合、3,000万円+(600万円×3人)=4,800万円です。
一般家庭において4,800万円もの遺産があるケースは珍しいのではないでしょうか。
申請の流れとして、まずは納税の必要があるのかないのかを確認してくださいね。
また、納めすぎた税金は還付されるので、申告期限から5年以内に手続きをしましょう。
まとめ
相続税の申告の流れには、そこまで難しい内容はありませんが、納税までに期限が設けられているという点に注意しましょう。
相続開始から10ヶ月以内が期限なので、うっかり納税を忘れないようにしましょう。
相続開始時期は被相続人が亡くなったことを知った日です。
納税を怠ると加算税や延滞税などのペナルティーが科せられるので、余分な税金を支払わなくて済むよう行動してくださいね。
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