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実家を相続 住むか売却かどっちがいい?

実家を相続 住むか売却かどっちがいい?

2019/07/09

実家を相続した場合、そのまま住むか売却するか、判断が難しい場合があります。

 

慣れ親しんだ実家。

 

親や兄弟と一緒に過ごした思い出ある実家。

 

金銭では変えられない部分だけに、住まないからといっていきなり売却するのは、気持ちが引っかかる方も多いのではないでしょうか。

 

ここでは、実家を相続した際に、住む場合と売却する場合のそれぞれのメリットと注意点をご紹介いたします。


実家を相続して住む場合


実家を相続する


実家を相続して住む場合のメリットは、形を変えずに親の遺産を引き継げることです。

 

親が苦労して建てた家。

 

リフォームは必要かもしれませんが、思い出と一緒にそのまま引き継げるなら、気持ち的に楽なのではないでしょうか。

 

また、生前に親と同居していた家族なら、環境を変えずにそのまま住み続けることができるのもメリットです。

 

一方注意点は、兄弟が複数いるご家庭の場合、自宅を引き継がなかった兄弟と遺産分割で揉める可能性が残る点です。

 

不動産以外に、現預金で分割ができれば問題ありませんが、実家の不動産しかない場合は、生前に遺産分割の対策をしておくことをおすすめします。


実家を相続して売却する場合


実家を相続して売却するケースも最近増えています。

 

親から独立して、子供は都会暮らしをしているケースが代表的ですが、そうすると子供もすでにマイホームを所有していて、実家に住む必要がない場合があります。

 

その場合、他の相続人がいると話合いは必要になりますが、空き家でおいておくよりも、売却して整理するケースが多くあります。

 

売却する場合のメリットは、固定資産税など維持管理の費用がかからなくなりますし、空き家放置による老朽化問題や雑草問題などで、近隣に迷惑をかけることもなくなります。

 

また、遺産分割をする際も、不動産を現金に変えるため、分けやすくなります。

 

一方注意点は、親と一緒に過ごした場所を売却してしまう覚悟ができるかどうかです。


まとめ


いかがでしたでしょうか。

 

実家を相続した場合、将来的に使う予定があるのなら、空き家でもそのままにしておく必要があります。

 

しかし、昨今は子供が既にマイホームを所有しているケースが多く、空き家のまま放置されることがよくあります。

 

空き家を放置すると、家の傷みは急速に進みます。

 

相続登記をして、空き家でもきちんと管理されていれば問題はないのですが、それがかなわない住宅や土地も現在では増加の一途をたどっています。

 

空き家や空地を抑制するために、相続した実家を売却する場合に一定の条件を満たせば、譲渡所得税が控除される特例もできました。

 

使う予定がなく、空き家のまま放置するくらいなら、多くのメリットを得られる売却という選択をおすすめします。

 

不動産相続に関してお困りの方は、ぜひLINES不動産販売へお気軽にご相談ください。

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