不動産相続に関する問題は複雑そうで、なかなか自分だけでは解決できそうもないと、尻込みしてしまう方もいらっしゃるでしょう。

 

分からないことだらけで、とりあえず誰かに相談したいときには、一体どこへ相談しに行けば良いのでしょうか。

 

今回は不動産相続について、おすすめの相談先と、実際にかかる費用などについて具体的にご説明します。

 

不動産相続についての悩みをきちんと解決するには、幅広い法律や税金の知識、多くの書類が必要です。

 

そのため、不動産相続についての悩みを自分一人の力で解決しようとすると、さまざまな手間や労力がかかります。

 

不動産相続の問題を数多くこなして来たプロに相談することで、その大変な手間や労力を大幅に削減できます。

 

さらに、不動産相続は多くの種類の税金が複雑に絡むことが多いですが、専門家に頼むと、無駄な税金を払わないで済むようになるケースもあります。

 

これはとても嬉しいメリットですね。

 

主に不動産相続の相談をする先として、司法書士と弁護士と税理士の3つが挙げられます。

 

その3つのうち、相談者が抱えている悩みや置かれている状況によって、おすすめしたい相談先が異なります。

 

最初に不動産相続の相談先としておすすめするのは、司法書士です。

 

いろいろな相続の問題を扱っていますが、特にその中でも、不動産相続に関する民法の知識を深く持っていることが特徴です。

 

何より、相続登記という不動産の名義変更は、この司法書士しか行うことができません。

 

そのため、不動産相続の問題では、まずは司法書士に相談しましょう。

 

後で親族と揉めるようなことを避けるためにも、司法書士に遺産分割協議書の作成をお願いすることもおすすめです。

 

相続において親族と揉めていて、人間関係でトラブルが起こっている場合はどうしたら良いのでしょうか。

 

そのような場合は、弁護士に相談しましょう。

 

弁護士は、トラブル解決の専門家です。

 

相続においても、トラブルが起きた場合は代理人となって活動してくれます。

 

そのため、何かトラブルが起きている際には、まず弁護士に相談すると良いでしょう。

 

また、不動産相続において相続税が発生する場合、その申告は税理士だけしか行えません。

 

そのため、相続税が発生するケースでは、最初から税理士に相談しましょう。

 

ただし、全ての税理士が相続税を得意として扱っているわけではないので、事前に実績を確認してから相談することがおすすめです。

 

このように不動産相続と一言でいっても、あらゆるケースにより得意とする専門家が分かれているので、自分に最適な相談先はどこなのか考えておくと良いでしょう。

 

全ての分野の専門家にネットワークを持っており、あらゆる相続の問題に精通しているような事務所もありますので、そちらへ一括でお任せすると楽かもしれませんね。

 

不動産相続の手続きにかかる費用は、その相続人の人数やトラブルの有無によって変わります。

 

せいぜい数十万円が相場で、100万円を超えることはあまりありません。

 

しかし、信託銀行では、その費用がかなり高額になることが多いようです。

 

遺産の額が大きく、その後も信託銀行と何か取引を行う方以外は、信託銀行へ相続手続きをお願いするのは避けたほうが良いかも知れません。

 

不動産相続は自分だけで悩むよりも、専門家に相談をする方が、手間や時間などの労力を節約することができます。

 

司法書士・弁護士・税理士では得意分野が異なるので、自分はどこへ相談すべきか考えましょう。

 

相続の問題全体に精通し、あらゆる専門家を紹介してくれるような事務所もあるので、そのようなところを活用するのも良いでしょう。

 

私たちLINES不動産販売では、不動産相続に関するご相談も承っております。

 

不動産に関するご相談はぜひ、当社までお気軽にお問い合わせください。